るる→銀子も銀子→紅羽も。
欲望との決別。
身代わりになるるるの健気さ。
なんだこの神アニメ
☆☆☆★(3.5)
推しが死んでしまうアニメなんて……。というかこのアニメ、登場人物が死にすぎでは? でも「愛する人を殺した相手とも友だちになれるのか」というのはこの物語のテーマではない気がする。
銀子がユリ裁判にかけられたのは、11年前のことなんだなあ。熊と人間の精神の成熟速度が同じだとすると、すごく大人びた子どもだったのではと思ってしまう。でも少女兵だったくらいだからそんなものなのかもな。紅羽が熊銀子を隠すところ、ナウシカみがあった。「殺さないで!」のところ。
この物語は自分と異なる他者を受け入れる、みたいなことがテーマの寓話だってことなのかな。
あと前回書き忘れたんだけど、結局るるが、銀子が純花を見殺しにしたと紅羽に告げたのは、銀子が好きゆえの紅羽への嫉妬からってことが公式見解なの? その事実を知らないで銀子が紅羽から好きをもらうのはフェアじゃないって考えたからではないのかなって、第9話時点では勝手に思っていた……。るるかしこーい、からね。
るる…「百合の花壇の扉があいてる」のくだりでもしやとは思ったが…(´;ω;`)
紅羽が銀子を忘れた経緯も明かされたし、最終回に向けて風呂敷が畳められていくのは爽快であると同時に少し寂しかったり。銀子には幸せになって欲しいな…
前回に続きCパートの紅羽ユリ裁判は何を意味しているのだろう?まさかクマになりたいとかじゃないよね?
(2015/3/24)
るるの健気さがやばくて泣ける。
って、銀子の回想の時点でうるうるさせてたら、終盤で決壊させられた。
子供の頃の排除というかイジメの演出が怖い…
るる、かわいい、いい子すぎ…。゚(゚´ω`゚)゚。
今回も紅羽さん可愛かったね。小さいころの天使なことだったり、銀子を遠ざけようとしても嘘が下手で見え見えだったり。
そして、るる……ヒトとクマのために……
このアニメの謎がわかるたびに集団って怖い、欲望って怖い、その中でスキがある儚さときたらない。
紅羽さんの裁判まだまだ気になる。
紅羽は銀子を想って「消えて」って言ったんだね。でも、最後るるが命を落とすところは切ない。最後は好きを貫いて2人とも幸せになってほしいな。