これが真実の𝓛𝓸𝓿𝓮...という感じでとても素敵だった。銀子ちゃんを変えようという傲慢さゆえにいろんなものを失った紅羽ちゃんがそれを乗り越えて銀子ちゃんと結ばれるのロマンチックだなと思う。
個人的なぜいたくを言えばもう少し変身バンクとか螺旋階段を上るシーンを繰り返し観られたらうれしかったかも。こだわり抜いたフェティッシュな描写でそういうミニマルな反復を魅力的に見せるところ幾原作品の魅力の一部だと思っているので。
あとはオープニングもエンディングも音楽がすごく良かった。
自分よりも何よりも大切な"好き"を求めるストーリーは様々な"好き"のカタチが垣間見えて面白かった。
序盤は百合裁判など正直意味のわからないシーンが多さと演出のくどさで挫折しそうになったが、話が進むにつれてそういったシーンもある程度は理解できるようになった。それでもやはり合わないものは合わないなと感じた。面白いのに合わない。個人的にはそんな不思議な感覚に陥る作品でした。
〇面白かった
☆☆☆
評価:B
難解。
私はスキを諦めない。
放送当時学生だったこともあり、ちゃんと見直してちゃんと理解したい。
(4話時点)クマとは悪意か……透明とは………
私たちは最初からあなたたちが大嫌いで、最初からあなたたちが大好きだった。だから、本当の友達になりたかった。あの壁を越えて——。
私はスキを諦めない。
さらざんまい、ピングドラムと見てきてついにユリ熊へ…演出や話のテンポなどはなるほど幾原監督作品…
しかし先の2作品よりも怖い!かなり!人って…怖い…