劇場版公開記念のYoutubeの無料公開で17話までみて放置してて、劇場版公開後も前編見に行こうと思ってたらいつの間にか終わってて、どうしたもんかと悩んでいるうちに後編が公開された
というタイミングで、「『劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM』 【LIVE ZOUND】 トークショー付き前編&後編一挙上映 特別興行」が行われるというのを知ったので速攻で予約取ったらまさかの2日後(2022/08/11)だったので一気に見終えた。
全体的な所感から述べると、「なるほど~~すごかった……(小並感)」
練られたキャラの過去と設定を小さな出来事ごとに明かしていくスタイルで、常に少しずつ謎を感じながらも新しい事実の提示があり、見ていて飽きない。
キャラは結構多いので最初はかなり苦しいかも。名前も覚えにくいし…変換しにくいし…。
けど細かい所とかわからん…………
正確には「バイブスではなんとなく分かるけど上手く言語化出来ない…」という感覚。
キャラクター全体としてみんな行動自体に突拍子はないしノーブレーキだけどみんな理念に一貫性があるので見ていて納得感がある。
このアニメの見方としては、設定がかなり複雑ではあるしその分長いので継続的に見るか一気に見るかしないと忘れると思う。
というか自分が一旦中断したら結構忘れてただけなんだけど…。
キャラやストーリーはもう説明出来ないほど複雑なので割愛。
映像演出とかは言わずもがなすごい。
ただすごすぎるせいで何までが現実で何からが空想描写なのかの判別ができない。全部現実なのかもしれない。
というか意図的にその辺濁してて、全部現実として受け止めてもらおうみたいな感じがする。
音楽は此方も言わずと知れた橋本由香利さん。邪魔しないでそっと添えるだけ。
ざっと視聴終了直後の現時点で思い浮かんだ謎を羅列してみる。
高倉兄弟二人の幼き頃の回想の生活は一体何だったのか?
リンゴという名の"ピングドラム"が受け継がれていた罪+生きる意志(?)の象徴だとすると、始めに与えたのは誰?
なぜ水族館のペンギンの目の前で高倉陽毬は倒れたのか?どの時点で何を知っていたのか?
ペンギンヘッドの被り物は何だったのか?高倉陽毬が選ばれたた理由は?
荻野目桃果は何者で、何故皆を救えるのか?
渡瀬眞悧は本当に呪いの象徴だけの存在だったのか?誰からも見えない理由は?何故箱に囚われていると気付いたのか?なぜ南極環境防衛隊にいた(ことになっている?)のか
企鵝の会の首魁は?成り立ちは?目的は?実際何をしていたのか?
何故結城翼(22話で多蕗桂樹を刺した元時籠ゆりの相方みたいな舞台役者)はあの場所にいたのか?
運命の乗り換えとは実際何が起きていたのか?先に発生していた運命の乗り換えで生じた2対のペンギンとウサギは何を意味している?
生存戦略で喚び出されて最期に落ちるあの空間は何なのか?テディは何?
これらの疑問全てに答えがあるとも限らないし、明かされるとも分からない。元々「そういうモノ」である可能性もあるので……
自分なりに見解を深めていきたいところだけど、翌日の朝に劇場版前後編の鑑賞会(+トークショー付き)が迫っているので一気に全てを"理解"しに行っちゃお~
…ていうかこれもうほぼ1つの完結の形を描ききってたように思えるんだけど、劇場版何するの?????蛇足とかは辞めてくださいよ!?
その後劇スも観に行くので(n回目)、精神のキャパオーバーで崩壊するかもしれん