とてもよかった。正直5割程度、いや5割にも満たない読解力と理解力で見たがそれでも考えてみて感動はした。
足りない部分はまた考察などを読んで補完するつもりだが、最終回は普通に感動させられた。
難しいアニメという感覚もあるが、とりあえず一回見てほしい。そんなアニメです。結局かじりついてみてしまった。
生存戦略しましょうか!
最終話サブタイトル、「愛してる」。物語を貫くキーワードはまさにこれだった。
振り返ってみればメインキャラクター全員が、本来当たり前に受け取るべきその言葉を受け取れずに、さまざまな形でそれを探し求めて行動していた。やはりどれだけ脇道に逸れているように見えても一貫したメッセージを描き伝えてくる物語は、よい。
これは愛されなかった子どもたちの、「愛してる」をめぐる物語。
・・・でも今の社会におけるジェンダーや女性差別の観点から不適切な部分がそれなりに見受けられるのでそこが見ていて気になった(一応「映像」の項目で評価を落としている)。
面白かったけど自分の理解力不足でわからないところも結構あった。
映画も総集編?みたいなんでそれを見て理解深めたいです!
スタァライトの古川知宏監督が幾原邦彦氏の弟子だということで見た。確かに幾原の系譜。TV2クールとちょっと長い気もする。少しずつ動いてきた話がラス前23話から話が大きく動き,最終24話で予想してなかった結末。ラストの高倉家のシーンには鳥肌立った。次はウテナか。
ブルーレイを、買います。
シュールレアリズムの作品だと思った。
運命の果実を、一緒に食べよう───
ユリ熊嵐から来たのでちょっとは覚悟してたけどやっぱり僕には壮大すぎた…
2クール目から段々と過去の話が回想(flashback)で展開されていって、伏線とか諸々引かれてたのが分かると思う。
作品で謂う「電車」が世界線みたいなものなんですかね、桃果が運命を改変してあの二人を救ったように苹果ちゃんが一番大事な言葉であの「兄弟」を助けたシーンはなんともグッときました。
最後の二人の会話は銀河鉄道の夜のリスペクトなのかな、二人がどこへ行くかの答えは存在しないよ。
てかペンギンくんがいい仕事してましたね、シリアスになりすぎてなかったですし。
絵もカラフルでポップで可愛かった。
アニメの始まり方?話と話の繋ぎ方もこのアニメ独特でめちゃくちゃ好き。
キャラクターもいろんな人がいて面白いし、みんな結局だいすきになる。
たまに?となるときもあるが、見て行くうちにどんどん吸い込まれていく。
最終話は何回見ても泣く笑
家族愛がわかる、すごく素敵なアニメです。
見ていると、これ一体なんなの?と置いてけぼりをくらうこともしばしば。考えれば考えるほど解釈の余地が広がるスルメのような作品。
深い、複雑な話だけど、深く考えなくてもキャラクターや世界観、演出等を充分楽しめるところが大好き。考えれば深いし、考えなくても面白い。
登場したモチーフや関連する思想を調べているだけでも無限に時間が過ぎます。そんなボリュームを24話にまとめあげているところもすごい。
とりあえず、13話あたりからのタイトルコールには鳥肌が立ちっぱなし(もちろん本編もどんどん引き込まれていきます)なのでどうぞ最後まで見て欲しい。