2024年11月,劇場公開10周年のリバイバル上映で短期間に複数回観る(公開当時に見ていないので初見)。
虚淵玄初の長編作品ということで興味を持っていた。
普通にロードムービーっぽい要素もあって,虚淵脚本にしてはソフトな感じがしたけど総じて良かった。
アンジェラ・バルザックの境遇が変化していくさまも良かった。
何故いまリバイバル上映なのかと疑問に思ってたが,「楽園追放 心のレゾナンス」が2026年公開予定と。
次作の予告動画を見ると,アンジェラはショートヘアー。もしかしたら違うキャラかもしれない。
個人的にはアンジェラとディンゴのバディものとして見たい(原作は読んでない)。
水島精二監督,いい作品に仕上げたじゃないか。
2024年11月12日,劇場公開5日めにBESTIA上映で鑑賞。
総集編パートもフィルライパートも良かった。
前編後篇通して初見でもまあ分かる構成であったと思う。
Ave Mujica には一切触れない構成であったのは好判断かな。
フィルライはもうちょっと見せてほしかった(特に奏者を)けど,これがメインじゃないから3曲でちょうどよかったのかも。
TVシリーズOP「壱雫空」を演ってくれたので,満足度が高い。
あと,楽奈がスピーカーに乗ってギターソロを弾くのもよかった。
パンフはおろかグッズもほとんど枯れてたのは想定外だった。
パンフ買いたかったな…
2024年10-11月,劇場総集編に間に合わせるために視聴。
ラ!でこんな作品ができるとはという驚き。
それでいてラ!サ!!の登場人物のキャラクター性を保ったままの異世界譚。
序盤は「とりあえず続きも見るか」的な視聴態度だったけど,中盤以降は物語に引き込まれていった。
ヨハネの見方もかわったけど,正伝以上にマリ,カナン,ハナマルが魅力的に感じた。
劇場総集編に最終13話が多く使われる(使われるでしょ?)なら,まずは劇場で観たい。
綺麗な終わり方でよかった。
なるほど,「歌で世界を救う」ね。
すべてライラプスが導いてくれた。
ヌマヅでできた友達と歌っていきたい気持ちが現れた。
トカイでの失敗があったから,この結末になったとも言える。
ライブシーンはさすが。
いい作品だった。
ライ「これは魔法だからいつか解ける」
なるほど,「さよなら」は「お話しできる妹になあれ」の魔法が解けることを意味してたのか。
死別じゃなくてよかった。
Bパートのヨハライの会話はグッときた。
次は最終話「そして今日も」。
大団円だと願いたいが,ライラプスがどうなるのか気になる。
ヨハ「あの日のこと覚えてる」
ライ「覚えてない」
ヨハ「ウソつき」
キッツい会話だ。そのあとのチカたちの励ましがぜんぜん頭に入ってこない。
そしてラストのライラプス…
いよいよ次は「さよならライラプス」。
心揺さぶられて涙する話数なのか,よかったねと感動の涙となるのか。
都会からオーディションの案内が直々に手渡しでくる。
いってらっしゃいは都会へいってらっしゃいね。
ヨハネが都会で歌手として成功するラストが見えてきたが,そんな安直なストーリーになるはずがない。
いちいちライラプスの渋い顔が出てくるし。
案の定,異変が起きた。凶暴化した動物が出てきたが,そこにはライラプスもいる。
さあ!というところでED。鬼のヒキだ。
アバンのちびっ子ヨハネと子犬ライラプス。これはのちにグッとくる展開の予兆だ。
サブタイからしてライラプスがいなくなっちゃう話かと思ったら,「さがせ」=「尾行せよ」だった。
12話のサブタイ「さよならライラプス」を目にしてしまってから心がざわざわしてた。
この話数では一安心かと思いきや,ラストで引いていく描写。
直前のライラプス「ねえ,ヨハネ…」。何か重大なことを告げようとしていたし,お別れが近いのかもしれない。
そしてED画のヨハライが寝てる姿に胸が締めつけられるようだ。
ヌマヅの怪異はしばらく起こっていないが,ライラプスと関係があるかもと今更ながら思えてきた。
ヨハネの杖,なんであんなとこにあったのかと不思議だったが,種明かし映像に笑ったw
異世界Aqoursライブ,まさにスクールアイドルAqoursだ。
ドタバタとシリアスのバランスがいいね。
あと加藤達也の劇伴が特にマッチしている話数だった。
ライラプス「女子会ってなにするの?」から始まるカオスw
みんな好き勝手なこと言って草。
それを全部ひとりで予行演習するヨハネすごい。
ルビィでっかくなれるんか!
というか,みんな好き勝手の度が過ぎるw
Aパートのドタバタで完全な箸休め回かとおもってた。
そしたらBパートでライラプスの言葉から物語に深みが出てきて,最後に異世界Aqoursが誕生。
確実に物語は動いている。
配信の話数リストで偶然目に入ってしまった12話サブタイ「さよならライラプス」! ええええ! まだ先は長いが気になって仕方ない。
前話の不穏なヒキ。
さらに何かあると思いきや,リコだった。久しぶり!
ヨハネ「ダイヤ執務長官のところへいっしょに来てくれたら,ライラプス調べ放題」からリコのスイッチが入って草。
冷や汗たらすライラプスにも草。
リコの独白。初登場時にもそんな雰囲気があったが,やはり「人と関わりたくない」タイプだったか。
マリの言う「聞こえない気持ち」(心の音),これはキーワードだね。
後半のミュージカルパート,ヨハマリリコの取り合わせが新鮮だし,詩もよい。
ターニングポイント的な話数だこれ。
でも,前々話ラストのライラプス「ごめんね」がまだ引っかかる。
ちょくちょく要所要所で抜くライラプスが気になってしょうがない。
2024年10月,リバイバル上映にて鑑賞(2021年のリバイバル上映以来,3年ぶり2回目)。
内容をすっかり忘れていたので,実質初見。
冒頭でまどかマミさやか杏子ほむらの5人がナイトメアに対峙するのは,ちょっと引っかかってた。
ほむらのまどかに対する思いがこんなんだったとはね。
後半は背筋がゾクゾクする思いだった。
今回のリバイバル上映では「ワルプルギスの廻天」のトレーラーが流れたが,2025年冬に延期。
まだ1年待たねばならない。
2024年10月27日(日),上映前の舞台挨拶LV回にて鑑賞。
舞台挨拶でのキャストや櫻木優平監督の話が期待感を持たせるトークだった。
櫻木監督が言っていたとおり,見た後に爽やかな気持ちになる映画で,実際よかった。
主人公サイドの5人が5者5様だけど,1つの目標に向かっていく姿はとても清々しかった。
日々の労務に疲れた社会人にとっては癒やしの作品。
制服のスカートで白い裏地(?)をしっかり描くという監督のこだわりを感じる作品でもあるw
内容的には伏線だけ張っておいて作中で回収しないように思える部分があってモヤっとするところもあった。
監督は尺の都合で入れられないところがいくつもあったと言っていたから,仕方なかったのだろう。
それでも総じていい作品だった。
本編に含めることができなかったところは特典のボイスドラマで補うのかもしれない。
劇場で何度も予告篇を見てきて,主題歌の僕が見たかった青空「空色の水しぶき」がとてもマッチしていたし,爽やかな楽曲。
主題歌から見たいという気持ちになった作品。
ただ,音楽でいえば劇伴はセンスがなかったと言わざるをえない。
いかに愛媛県民謡だからといってあの曲をチョイスするとはねえ…。
主役5人のCVが雨宮天,伊藤美来,高橋李依,鬼頭明里,長谷川育美。
脇役で江口拓也,竹達彩奈,三森すずこ,内田彩。
キャストが豪華すぎる。
それなのに舞台挨拶中継元の丸ピカ,空席が多かったのが気になった。
興収的には「ふれる。」に並ぶ大コケ作品になりそうな予感もする
舞台挨拶を聞いて櫻木監督は有能なクリエーターだと思った。ヒットしてほしいと心から思う。
マリ-ダイヤラインがあって,ヌマヅの安寧が保たれた。
ダイヤ「ヨハネさんならマリさんの心を開くことができる」。
他人と違うことを恐れていたのはマリだけでなく,ルビーも。
これがメインとなるメッセージなのかな。
マリが心を開く和やか回かと思ったら,最期に不穏な展開が。
前話ラストのライラプス「ごめんね」はまだ明かされず。
ヨウはメッセンジャー。
カナンはリサイクルクイーンというか何でも屋。
ハナマルはいつもいいところで出てくる。
ヨハネ「忘れようと思ってた」
ライラプス「だったらその思い出もリサイクルすればいいじゃん」
いいセリフ。
ヨハネは沼津に「ただいま」を言えた。
ラストのライラプス「ごめんね,ヨハネ」???
原作の知識ゼロからの視聴。
14世紀前半。雰囲気ある。
いきなり地動説という核心に入ってきた。
2クール放送ということでこの先が楽しみ。
ゴロー先生とさりなちゃんで始まるAパート。
というかAパートだけで濃密すぎる。
高千穂MV撮影。
ルビー「わたしが生まれ育って,わたしが死んだ場所」。
ゴロー(アクア)の地であると同時にさりな(ルビー)の地でもある。
アクアは勤務してた病院に行くか。
臨月のアイで涙出そうになる。
ちょ,ゴローも出生もさりなの最期も壮絶だったのかよ。
Bパートも濃密。
ルビーとあかねの会話で,ルビーのセリフにグッとくる。
って,ここで1週間のおあずけかよ。
ルビーの瞳の星まで消えちゃいそう。
もう二度と見たくない話数だよ。涙しそうで。
あとミヤコさんをがっつり見れて嬉しかった。