どこまでも広がる青い空と青い海。
この日、三津東高校クラスマッチのボートレースが開催されていた。
漕ぎ手を務めていた2年の村上悦子は、負けを確信し漕ぐのをやめる。
やりたいことも見つからない。家と学校を往復するつまらない毎日だ。
ある日、悦子のクラスに転校生がやってきた。
クラスマッチを浜辺から見ていたという梨衣奈という名の転校生は、
ボート部は廃部にも関わらず「ボート部に入りたい!」と初対面の悦子に熱弁を振るう。
悦子と幼なじみの姫が力添えをしてボート部を復活させると、同学年の妙子、真優美も入部。
名義貸しのつもりだった悦子もボートをやることになり、初心者5人の猛練習が始まった。
大会予選で惨敗し、自分たちのレベルを知ったボート部は、次こそは勝とうと気持ちをひとつにする。
バラバラだった悦子たち5人の、濃くて、熱い毎日が、今走り出す―。
2024年10月27日(日),上映前の舞台挨拶LV回にて鑑賞。
舞台挨拶でのキャストや櫻木優平監督の話が期待感を持たせるトークだった。
櫻木監督が言っていたとおり,見た後に爽やかな気持ちになる映画で,実際よかった。
主人公サイドの5人が5者5様だけど,1つの目標に向かっていく姿はとても清々しかった。
日々の労務に疲れた社会人にとっては癒やしの作品。
制服のスカートで白い裏地(?)をしっかり描くという監督のこだわりを感じる作品でもあるw
内容的には伏線だけ張っておいて作中で回収しないように思える部分があってモヤっとするところもあった。
監督は尺の都合で入れられないところがいくつもあったと言っていたから,仕方なかったのだろう。
それでも総じていい作品だった。
本編に含めることができなかったところは特典のボイスドラマで補うのかもしれない。
劇場で何度も予告篇を見てきて,主題歌の僕が見たかった青空「空色の水しぶき」がとてもマッチしていたし,爽やかな楽曲。
主題歌から見たいという気持ちになった作品。
ただ,音楽でいえば劇伴はセンスがなかったと言わざるをえない。
いかに愛媛県民謡だからといってあの曲をチョイスするとはねえ…。
主役5人のCVが雨宮天,伊藤美来,高橋李依,鬼頭明里,長谷川育美。
脇役で江口拓也,竹達彩奈,三森すずこ,内田彩。
キャストが豪華すぎる。
それなのに舞台挨拶中継元の丸ピカ,空席が多かったのが気になった。
興収的には「ふれる。」に並ぶ大コケ作品になりそうな予感もする
舞台挨拶を聞いて櫻木監督は有能なクリエーターだと思った。ヒットしてほしいと心から思う。
@CINE4
キャスト目当てで鑑賞。原作が一般向け小説とは聞いていたけれど、ノリとテンションが上手く深夜アニメにチューニングされていたように感じた。個人的にすごくありがたかったポイント。
原作だとここ周辺の恋愛の話が展開されていたのかな……とか想像しちゃった。キャラクターもみんな魅力的で良かったな〜
前情報ほぼ無しで見に行った。
フルCGでグリグリ動くのがすごかった。瞳の描き方が好き。
主人公のメンタルが不安定なのが見ててちょっとイラッとした
それ以外はまあ普通
ビジュアルで気になってたので見てみた。
いわゆる部活がんばる系。ボートたくさん漕ぐ。
ダウナー系主人公が巻き込まれでボート始めて大会も出る感じ。
大会は出るけど上を目指すという感じではなく、自己ベスト更新で喜べる雰囲気はとてもすき。
部活って結果を残すことより楽しくスポーツの事知るのがえぇんやないかなって思うのよね。
みんなで悔しがってみんなで喜んでるあの雰囲気はとてもよかった。
個人的にはもっとボート要素マシマシな方が良かったかな。
花火大会よりもリーさんなんでボート部がえぇのん? とかそっちを知りたかった。
部活がんばる系すきな人は見とくとえぇと思うよ
3Dの西田キャラはかわいいし、丁寧な作りなのだが、ラストバトルがいつの間にか回想シーンになってしまうので、スポ根としてのカタルシスが無くて満足感が薄い。ボート部の部活もののはずなんだけど、主人公の人生史の様な感じ?
雨宮天さんのトゲっぽい演技好きだ……