2024年10月27日(日),上映前の舞台挨拶LV回にて鑑賞。
舞台挨拶でのキャストや櫻木優平監督の話が期待感を持たせるトークだった。
櫻木監督が言っていたとおり,見た後に爽やかな気持ちになる映画で,実際よかった。
主人公サイドの5人が5者5様だけど,1つの目標に向かっていく姿はとても清々しかった。
日々の労務に疲れた社会人にとっては癒やしの作品。
制服のスカートで白い裏地(?)をしっかり描くという監督のこだわりを感じる作品でもあるw
内容的には伏線だけ張っておいて作中で回収しないように思える部分があってモヤっとするところもあった。
監督は尺の都合で入れられないところがいくつもあったと言っていたから,仕方なかったのだろう。
それでも総じていい作品だった。
本編に含めることができなかったところは特典のボイスドラマで補うのかもしれない。
劇場で何度も予告篇を見てきて,主題歌の僕が見たかった青空「空色の水しぶき」がとてもマッチしていたし,爽やかな楽曲。
主題歌から見たいという気持ちになった作品。
ただ,音楽でいえば劇伴はセンスがなかったと言わざるをえない。
いかに愛媛県民謡だからといってあの曲をチョイスするとはねえ…。
主役5人のCVが雨宮天,伊藤美来,高橋李依,鬼頭明里,長谷川育美。
脇役で江口拓也,竹達彩奈,三森すずこ,内田彩。
キャストが豪華すぎる。
それなのに舞台挨拶中継元の丸ピカ,空席が多かったのが気になった。
興収的には「ふれる。」に並ぶ大コケ作品になりそうな予感もする
舞台挨拶を聞いて櫻木監督は有能なクリエーターだと思った。ヒットしてほしいと心から思う。