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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

涼宮ハルヒの消失
2026/02/08リバイバル再上映@チネチッタ

小説は既読でアニメもリアタイ勢だったけど実は映画は未視聴!よって初見。

まず声を大にして言いたい感想。

長門有希さんが可愛すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

長門有希さんが可愛いことはもう20年近く知っていたのだが。そんなことは知っていたはずなのに、マジで可愛すぎた、やはり消失長門は危険!!!!
どこが可愛いとかではなく全ての一挙手一投足がかわいい。赤面するのも可愛い。通常長門も可愛い。感情が生まれて世界改変しちゃうのもいじらしくてかわいい。珍しくかなり本気で怒ってくれているキョンに表情を変えずに伝えるとだけ返す時の心情たるや。「ゆき」と名前を呼ばれたと思って顔上げるのもかわいすぎる。入籍いつにしようか?

そしてやはり涼宮ハルヒの消失、面白いんだよな……。

そういえばSF(当時はSFだと認識してはいなかったけど)というものを、整合性のあるタイムリープというものを題材にした作品を、人生で初めて浴びたのは涼宮ハルヒだったなあという現体験を思い出した。それかひぐらしのどっちかだと思う。
そりゃマジレスしたら地上波でやってるBTTFとかになるんですけども。
笹の葉ラプソディから始まるこの一連のタイムリープのフローが余りにも面白いんだよな。過去の自分と整合性を合わせるための行動制限がパズルみたいに埋まっていく感覚。タイムリープのトロの部分です。

消失という物語ソノモノも面白いんだよな〜〜!
キョンという平民視点で行くと、本来のSFは「何か不思議なことが起こること」こそが面白さの起点ではあるのだが、涼宮ハルヒシリーズにおいてはシリーズを重ねていることで「不思議なことが起きる」という現象そのものが恒常化することで、それに対するメタの『不思議なことが起こらなくなる』を「不思議なこと」の1つとして描けるようになる。これはマジですごい事だと思う。そして、その結末が一般人でヤレヤレ役をやるはずだったパンピの世界から、自らの意志を持って不思議のある面白い世界へと飛び込むことを決意するという所に帰着するというのが最高!
う〜ん、谷川流、君は話作りが上手い!

一方で長門有希さんの視点から見るとこれまで完全にキーパーソンというか、キーパーというか、デウスエクスマキナにも近い最後の頼りの綱になっていた存在が根源になることであらゆる対抗策が封じられているという構図にもなっている。更にその先にピュアな感情が動機にあって……最高や!デカい規模の事件は動機がピュアであればあるほど良い。実質容疑者Xの献身みたいなもんですよ!容疑者Xの献身は涼宮ハルヒの消失のパクリ!(過剰な同一視)

そしてそんなドチャクソ可愛すぎアンドロイドな長門有希さんをもってしてもやはり涼宮ハルヒという物凄いヒロイン(近年知ったが、こういう属性にも『マニック・ピクシー・ドリーム・ガール』という作品劇の中のキャラクター属性の名前が付いているらしい)とのボーイミーツガールの強烈さを再実感させることにも一役買っており、これもまた凄いと思う。作中でキョンはあんなに朝比奈みくるさんが好きなのに結局涼宮ハルヒさんのことが好きというのがネ……これをうまく言い表す感情を俺は知らないが、一途とか、惚れた弱みとか、なんかそういうのに近いと思う。
阿良々木暦くんが戦場ヶ原ひたぎさんを好きなように。

原作小説自体はそんなボリュームないはずで、むしろ上映時間が160分と聞いた時は「えっそんなに描くことあるか?」と驚いたものだが、意外とみっちりと描ききっており大変満足度の高い一作だった。

特にキョンと長門の表情周りが本当に良かった。世界に希望が失くなったと知った時の諦念、栞を見つけた時、希望の糸を発見した喜びを噛み締める心情、長門有希さんが可愛すぎる、長門有希さんが可愛いすぎる、長門有希さんが可愛いすぎる。

2010年前後くらいのアニメ映画、やはりアニメ自体がまだやや迫害の時代ではあった一方、ピクサーやジブリ作品など評価もあるにはあったので良いものを作らねばと言うプレッシャーのような物があったのだろうか…?等と想いを馳せる。実態は知りません。でもやっぱクオリティは十分良かった気がします。2026年の今見ても(確かに処理とかの面では派手さはなくやや退屈があるという見方はできるものの)見劣りしないものだと思いました。冬とか雪とかの冷たい空気感だしややドライなのはいいのでは?

上映前の配給ロゴシーン長すぎワロタ!角川2つから始まって全部で5-6個くらい無かった???
3年前の方の長門のマンションに行くシーンで長門の部屋番号708なんだ(ニタァ)とか思ってたのに、エレベーターのボタンのシーンで8が光ってなかった?流石に10年も前の映画だから既出だろうけど。
入場特典の色紙は自分がハルヒ、同行者が長門有希さんだったので頭を下げ、頂くことに成功しました。ありがとうございます。



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