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最初に気になったのは画面左上に出て来た「8年」。出来事の関係的に昭和だなということに気付き、だからこそ,昭和20年8月の原爆投下まで心穏やかではありませんでした。また,終戦に至るまでにどのように日常が変わっていったのか,そんな中,人々はどんな風に生きていたのか.歴史の授業で見聞きした断片的なシーンが全て繋がる感覚はなかなか新鮮でした.

そして本作品では,原爆投下のシーンであったり,夜の触れ合いのシーンであったり,直接絵にも言葉にも乗っけない,でも知っている人だけに伝わっていく描写が多く,よく考えられているなぁと感じました.一方で,自分は人生経験の少ない,まして戦争の時代を体験していないヒヨッ子であるため,取り零してしまった重要な伏線がなかったか凄い不安でした.

自分がこの作品をちゃんと理解するために,当時を生き抜いたご老人方にこの作品がどのように写っているのか気になりましたし,こういうことにちゃんと向き合わないといけないなと思い知らされる作品でした.

あとすずの独特な首の角度.アレ良かったです(*´ω`)



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