まずお母さん役の島崎和歌子さんの起用には違和感。声のみの演技に体する未熟感も各所で見られたことは置いておくとして、声質とてもお母さんという年齢の声ではなく、どちらかと言えばお婆さんという印象。それこそお爺ちゃん役の方と夫婦の方がしっくりくる感じで違和感がラストまで拭えませんでした。
全体的な印象としては異世界に来た少女達が様々な思いを抱えつつ世界を救うという素直なストーリー。素直だからこそ、もう少しスピード感、テンポの良さが欲しかった。ストーリーが多少不安定でも勢いで面白くなる物も多い中、この作品はスピード不足で途中落下している印象。ちょっともったいないかなと思いました。
そして続編を匂わせるラスト。レノの伏線が回収されないので気になっていましたが、そうきましたか!このラストが良いか悪いかは悩みどころです。