担任の先生、「遅刻はダメだよ。あとで職員室へ」って、なぜ理由を聞かずに皆の前で結果だけを評価するのかなと。言い訳を許さない企業文化に通ずるものを感じた。おばあさんを助けることよりも、わずかな遅刻の方が重いのかと。
ノリ突っ込み関西弁のハリーは哺乳瓶をどこから出したのかw
敵側のブラック企業的なコンセプトもすごい。稟議承認のハンコをもらって出撃するし、怪人?を出す時は「発注!オシマイダー!」。どこに外注してるんだw オシマイダーが退場する時は「ヤメサセテモライマス」、敗軍の将の捨てゼリフは「これは始末書もの」。幼女が働くことへの嫌悪感を抱きそうw
明日への希望が結晶化したエネルギーがアスパワワ、負の感情が結晶化したものがトゲパワワ。そのトゲパワワを原資にしてオシマイダーを発注するシステムか。
メインヒロイン・野乃はなは、最初から目ざす自己イメージがはっきりしてる。イケてる大人なお姉さんという表面的なものだけじゃなく、困っている人を見たら助ける、ピンチで逃げない(「ここで逃げたら私じゃない!」) 、強い意志を持っていて、それがプリキュアになるトリガーとなったし、資質なんだろうなと。
そして、元気のプリキュア・キュアエールとなったのは、持ち前の元気なパーソナリティが具現化したってことか。変身前の前髪が変身後に継承されてるのもポイント。
何気に1話から妖精ポジのハリーが名言を連発してるような。「はなー!お前の気持ちかましたれ!」「プリキュア、ほんまになりよった……」関西弁になるだけでなぜか笑えるw
遅刻のくだり以外は、内容の濃い素晴らしい1話だったかと。あと、川村敏江さんのキャラデザが髪のボリューム感といい絶妙で、15周年に相応しいオーラを感じる。ED、元気なラップパートがあってテンション高くてよかった。