血小板かわいい。
生体組織は細胞の集合体で、その細胞もかつては単細胞生物だったものが、ミトコンドリアを取り込んだり他の細胞と共生関係を築くことで多細胞生物となって、その内の高等生物に進化していった種の生体内部でさらに複雑で高度な機能と関係性を持つ細胞複合体になっていったわけで。つまり、人体は細胞という生物単位の巨大な共同体みたいなものだなぁと。
それに対して肺炎(レンサ)球菌はコロニーを形成するけど単一種で人体に侵入してくる真正細菌(単細胞、原核生物)で、人体(真核生物)とは別の道を歩いてきた生物。つまり無数の細胞の共同体としての生体単位を持たず、細胞一種の個の力で共同体(人体)に食らいついてくるっていう。
そう考えたら、人体にまつわる細胞を擬人化して様々なエピソードを生み出すポテンシャルはめちゃくちゃあるよなぁと、この1話を見て思った。