キャラデが高橋晃さんになって、顔立ちや体形がシャープに、プリキュアのコスチュームがドレッシーになった。スカートにもパニエが入ってボリューミーになった。この辺りは当時の子供服デザインの流行(フリルスカートなど)を取り入れたと思われる。
設定面では、メインヒロインの二人が幼馴染でありながら現在は仲が悪いという状態からのスタート。プリキュアを導き寄り添うインキュベーターとしてのマスコットは、異世界(メイジャーランド)から来た猫の妖精、ハミィ。前シリーズのハトプリでのシュプレやコフレが現世の心の大樹を守護する妖精だったことと対比的に違いが打ち出されている。
1話からハミィの底抜けのポジティブさと天然ボケが炸裂しているw
OPはメジャーキーでロック色が強く元気なのが特徴的で、合いの手が入るのはハトプリを踏襲していると言える。EDはソウル色が強く、モーションキャプチャー3DCGをグレードアップさせたダンスを踏襲。OPに合いの手が入るのは、ハトプリから歌を担当している池田彩さんと工藤真由さんの歌唱力が素晴らしく、ライブで大人のファンが盛り上がることをも想定した演出かと思われる。