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とても良い

槍の勇者はクソクズだと思ってたけど、マインにガチで騙されてたのか……人を見る目がない(物事の表面しか見えない)上に思い込みが強くて正義感を振りかざすタイプか。
王とその娘と貴族が腐ってた……これはつらい。槍以外の勇者達もあまりいい奴ではなかったはずだけど、さすがに王族と貴族の悪辣さには気づいて嫌悪感を抱いたってことか。

主人と奴隷の関係性については、南北戦争前後のアメリカでも議論があった。奴隷が多いとされた南部では、信頼関係で結ばれた主従関係もあり、従者が充分な待遇を受けて満足していることもあったのだけど、それは基本的人権を普遍的に扱わない奴隷制度に基づいた秩序の上に成り立っていた(白人が従者で黒人が主人という関係があり得なかった)わけで、社会制度としての奴隷制は撤廃されねばならなかった。この作品の世界で奴隷制が廃止に向かうのかどうかは注目したい。尚文とラフタリアは相互に強い絆を構築したわけだけど、主人と奴隷という制度的なフレームからも脱却したと見ていいかな……。味覚が戻ってよかった。

それにしても、盾の勇者が成り上がるの大変すぎる……。尚文が絶望した時に発動?したcurse seriesって何だろ?不吉な予感が。



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