「怪人の野望」に正当性を見出していることがガロウの怪人推しの原点のようだ。つまり、怪人の行いの質について掘り下げて考えてこなかったから、怪人を正当化してヒーローを否定する価値観が強化されたとも言えそう。ただ、公園のベンチで図鑑を見てヒーローに憧れる少年から垣間見える、ヒーロー偏重主義的、ヒーロー依存的な世間の風潮もガロウの人格形成に寄与しているかなと。この作品で描かれるヒーローのほとんどは聖人でも賢者でもないけれど、そこがガロウにとってはヒーローを正当化できない根拠になっているかなと。世の中を二元論的に捉え過ぎることの愚かさが描かれていると感じた。
ムカデセンパイw
金属バット、戦闘スタイルがシンプルで好き。原作でこの辺のくだりがどうだったかあんまり覚えてない。この時点でのガロウとどっちが強いんだっけか。
ヒーローとは、サイタマとは、というイメージを勝手に作り上げて信じ込んでいる無免ライダーは本当に愚かだ。正直で真面目な者に知力が欠けると陥るパターンだけど、問題は無免ライダーに本質的な成長が見られないことだ。勘違いしたまま突っ走るキャラなんだろうな……ある意味でリアリティを感じる。
チャランコの先輩の雑魚臭w 武術大会の出場者にサイタマから見て強者は皆無だろう。