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とても良い

でた!「親父にもぶたれたことないのに!」
もっとアムロがごね倒すのかと思ったけど、意外と早く立ち直った。ブライトに二度殴られて、フラウ・ボウに「私がガンダムに乗る」とまで言わせて、精神的に大人の階段を少し上ったということか。木馬が攻撃を受けていて皆が戦っている状況で、自分だけが拗ねて引きこもっているわけにはいかないし、生き抜くためには自分の能力を活かすしかないという覚悟と、ブライトに「シャアを超えられる」と言われて承認欲求が刺激されたことがあいまって、アムロを突き動かしたとも思える。
シャアはパイロットとして優れているだけでなく、権謀術数に長けた策士でもある。ORIGINEでは士官学校時代からガルマの親友のように振る舞い、暁の蜂起を主導させた。その頃からガルマを上手く操り続け、利用価値が無くなれば……というシャアの恐るべき策動は、悲しい生い立ちと復讐と理想に裏付けられた覚悟からくるものだと、今では位置付けられる。この回が描かれた時はそこまで重層的な背景が設定されてはいなかったと思うけど、後にORIGINEでそこまで描かせる余地を持つほどにこの1stガンダムにおける富野由悠季氏の構想力が冴えていたと言わざるを得ない。
そして、マチルダさん登場。アムロが大人の階段を上っていくw



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