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とても良い

もっともらしく哲学的なことを言うキングわろたw
ジェノスも含めてサイタマがどこまで強いかを生きて知る者は今のところいない。怪人化したバクザンもゴウケツもワンパンだった。まだ怪人化していないガロウもサイタマからすれば吹けば飛ぶほど弱い。
サイタマにヒーローとしての課題があるとすれば、怪人を撲滅することが一つ。それから、ヒーローの属性としての利他性を追求する、即ち暴力から人々を救うことぐらいか……。でもそれはヒーローとしての使命に属することであって、サイタマ自身の人としての幸福を追求する上で充足し得ることなのかは分からない。確かに強さの追求に関しても他者から学べることが何もないわけで。ちらっと蟻の行列のカットが入るところに皮肉が効いている。
ソニック、怪人細胞を加熱調理して食べることで怪人化せずに済んだという……アホの子でよかったw
結局、S級も含め様々な戦士達が強大な敵と奮闘するけれど、最後にサイタマが現れてあっさり倒すという展開構造を楽しむ作品なんだと思うけれど、その先にあるテーマ性を予感する。



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