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とても良い

だから箱根みたいなメジャーな硫黄の産地に行くなとあれほど……。
蒸留やアルコールの濃縮とかって、それなりに実験の経験がないと知識を得ても道具がない中では無理かも。
ここで千空が死んでしまっては物語が終わってしまうのでそれはないとして、どうなるんだ……。狼煙に反応した者達が間一髪で助けるとかそういう感じかな。
科学と共にあった千空の生い立ちが回想されて、その科学を捨てるはずがないと司が見切る展開はよかった。
司が千空を殺しても、他に人間が生きていて、さらに増えて行くのなら再び科学の発達は始まる。司が人々を力で統べても一代限りで終わる。アレクサンダー大王もチンギスハーンも次の代で勢力が分裂した。気に入らない奴を力で排除するだけでは安定的な社会は実現しない。力に依存する者は司のような志向に陥りやすいと思う。ただ、司が単なる覇者的志向と違うのは、文明を争いの元になるからと否定している点。しかし、文明発生以前の人類が狩猟採集民の部族社会を営んでいた時代にも、部族間の争いは多発していたし、もっと言えば、チンパンジーの群れの内外でも殺し合いが発生する。プリミティブな社会が平和とは限らない。
司は既にいろいろ考えさせられるキャラだなと。



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