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とても良い

敵はティアマト神の権能を持ったゴルゴーンなのだという、前話にいまいち分からなかったことをサクッとアバンで説明してくれたギルガメッシュ王、グッジョブ。さらにAパートの前半でもゴルゴーンの成り立ちの説明が為され、対抗でき得る三女神の一柱イシュタルを手名付けて仲間にする任務が藤丸に与えられることが示された。こういったしっかりとした説明要素はファンタジー作品には欠かせない。そこを演出だけで何とかしようとして質的に失敗している作品は結構あるけど、予算も人材も潤沢そうなFGOはさすがかと。

イシュタルの神殿の招き猫像の悪趣味さといい、宝石大好きなのに縁がない貧乏性といい、あまつさえ葛藤の末に宝石で買収されてしまうチョロさとか、遠坂凛みがすこ!w
しかし、イシュタルが自らを藤丸との仮契約前からサーヴァントだと言ったのは意外だった。では、そもそも誰に召喚されたんだろう? 古代シュメールの時代は神代であり、サーヴァントではなくメソポタミアの神々が顕現していたという設定だと思っていたのだけど。
と思ったら、Bパートの頭で説明が。神霊であるイシュタルが遠坂凛?に取り憑いて受肉した擬似サーヴァントであると。なるほど、神代であっても神々は神霊であってそのままでは顕現できないから依り代への受肉が必要で、イシュタルは遠坂凛?を乗っ取ったのではなく、意識が溶け合って融合した状態で、7:3でイシュタルの主観が優位性を持っていると。何か企業合併みたいだなw
イシュタルはどうやら切り札を使えない様子。肝心なところがいつも抜けている遠坂凛の属性がそんなところにもw
デレたイシュタルが可愛すぎてやばい。

神々が人間の世界の敵というのは歴史的に見てもそう。多くの文明圏において古代(日本では上代)では、神権政治が行われて王は神の代行者や使いとしての性格が実質的に強かった。つまり、天変地異や政治上の厄災を神の怒りや気まぐれのせいにもできた。
が、神への信仰の実質性が薄れて人治国家になってくると、神々は存在を忘れ去られたり、或いは新しく流入した文明圏の神に信仰が取って代わられて、怪物として神話の中で形と名声を歪められたりも。
人類史における原始的な神霊が人類の知性の獲得と対置される形で物語に反映されているのは興味深い。



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