精神が肉体の限界を凌駕するというその根性論が社会に抑圧として作用している面があることを思わずにはいられないのは、僕の心が汚れてるからかな……。
文脈としては自分達の希望を叶えるには自己イメージに限界を安易に設定すべきじゃないことを、職人の徒弟関係の厳しさの体験とえれなとまどかのお互いの心情の吐露を通じて学び取るってことなんだろうけど、プリキュアでなく生身の中学生に肉体労働させてハートを見せろと迫る時点で、肉体の限界という要素は考慮すべきかと。他の価値軸を示すとすれば、協業と調整を分かりやすく促すという方法もある。
言いたいことは分かるつもりだけど、脚本に掘り下げの不足を感じた回。