いい最終回だった。
芸術家でも何でも、人生が開けていく人は良き仲間を沢山作っていく……それはここぞというときに良い選択をする、誠実で裏表がない真のリア充かなと。
この時代は今よりもずっと感染症罹患が頻発していたので、いつ誰が病気になってもおかしくない。疫病の要素が度々出てくるのもリアリティがあった。
時代背景とルネサンスの美術史がしっかりと考証された上での丁寧な心情描写と作劇、作画、どれを取っても上質だったし、好きな分野の題材、好きなタイプの主人公、坂本真綾さんが歌うOPといい、僕の好きな要素ばかりで出来た作品だった。