誰にでも過剰に愛想がよくてクラスの男子を勘違いさせる可愛い女子っていたなぁ。
サイゼリヤに謝れw
折本達はまあ、程度の低い輩だな。葉山に媚びる一方で比企ヶ谷を徹頭徹尾馬鹿にして、自分達の中身の無さに気づいていないか誤魔化している。
葉山は自分なりに真剣に考えているし、悩みもしている。正しさに辿り着くかは別として。
比企ヶ谷は自分が独りではないことに気づいていない。中学では独りだったかもしれないが、今は違う。比企ヶ谷の修学旅行でのやり方が自己犠牲かどうかは見方による。葉山や戸部、由比ヶ浜、雪乃から見れば自己犠牲。比企ヶ谷にとっては最も合理的な解決手段であって自分にもダメージがない(と思っている)から自己犠牲ではない。そうだとしてもそのやり方は由比ヶ浜と雪乃を傷つけている。葉山も比企ヶ谷のことを気にかけている。比企ヶ谷は自虐性や孤独を自分にとってノーダメージの普通のことと認識しているようだけど、それが自己防衛のためにその精神性を追認して日常化した結果だとしたら悲しいことだと思う。
比企ヶ谷が自分のことをあれこれと決めつけられるのを嫌う気持ちには共感する。誰しも、他者の人格やパーソナリティについて完全に的確に言い当てることは出来ないので、言われればその不正確さに腹が立つ。ただ、自己認識ですら客観的に的中し得ないことでもある。
比企ヶ谷がかつて持っていた信念とは何だろう。
雪乃の姉は悪役を演じているのか、よく分からない。比企ヶ谷を自意識の塊と言い表すのは鋭いけど、本来誰も皆、自意識の塊だ。
由比ヶ浜の決意は良いと思う。「何もない自分」という悩みと比企ヶ谷と雪乃への思いと向き合っている。
ややこしいけれど、アオハルだなぁ。