激しいソロモン攻略戦。
ドズル中将はザビ家の中でも一番の武人肌で、最初のMSであるザクの開発をランバラルと共に進めた。謀略家のキシリアとは肌が合わない。娘のミネバ・ザビはZガンダム以降にも登場してスペースノイドの象徴的存在となり、ガンダムUCではヒロインを務める。
ハヤトが深傷を負うなど、ホワイトベースも激しい戦火で人員の損耗が多数。
アムロはティアム艦隊司令やフラウボゥにまで特別な存在だと認識されるが、ホワイトベースクルーでニュータイプ因子を持つのはアムロだけではないし(アムロは発現が早くて深かった)、劇場版のラストでは皆と精神感応で存在を確認し合って絆を深める。が、この段階でのアムロは孤独になっていく。より孤独なのはシャアで、最初は強力な手駒としか見ていなかったララァにいつしか依存し、果ては母性を求め……復讐に生きる男の哀切を深めていく。セイラがシャアの生き方を否定するのもさもありなむ……。
いよいよ一年戦争は佳境に。