リックディアスを盗み出してティターンズに向かいながら浮気相手を思い浮かべる親父、クズいなぁ。カミーユが人格者ではない両親に対して愛憎を抱くのも無理はないか……。
カミーユは政治や戦争や世間のことは自分にとってはどうでもいいと言う一方で、ティターンズを激しく憎んでもいるわけで、複雑なお年頃としか言いようがない印象。
シャア・アズナブルは若い頃、士官学校に入る以前から私情を表に出すことはなかった。それはザビ家への復讐とニュータイプが台頭する世を作るという目的のために素性を隠して強かにジオンで出世する必要があったからだ。
アムロ・レイは鬱屈した感情を溜め込んでから爆発させるタイプではあったけど、分別のある少年だった。
カミーユはすぐに飛び出すし、すぐにキレるし、言動に矛盾がある……彼はどう自己形成していくのだろう。