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良い

嫉妬の魔女の顔がエミリアに見えたんだけど。
魔女達の言動も性質も矛盾に満ちている。
スバルを愛し、自分を愛せと言う嫉妬の魔女は、死に戻りの権能を魔女以外の他人に口外するすることを禁じている。この矛盾は何なのか。
ロズワールはエキドナと同種の価値観か。一つの目的のために全てを犠牲にできる。確かにどうかしている。
状況が錯綜し過ぎていて、オットーのスバルへの檄も見てる僕には響かない。状況はもう友達の前で格好付けるなとかいう次元じゃないほどに深刻に思える。スバルが周囲も自分も救うためには形振り構ってられないだろうし、スバルは既に形振り構っていないようにも思える。スバルはもっと周りを頼るべきなのだろうけど、それが出来ないぐらいにこれまでの道程がハードだった。確かにロズワールとエキドナが言うように、自分以外の全員を死なせずに問題を解決するのはもう原理的に不可能なところまで来ているのかもしれない。が、墓所の試練はエキドナが仕掛けたものだし、屋敷への刺客はロズワールが放ったものだ。つまり、スバルを取り巻く世界の絶望的な因果律は人為的なもの。ならばその人為を取り除くこと(魔女とロズワールの工作を辞めさせること)が唯一の解決策のように思える。ただ、魔女もロズワールも人格が人外の域に達してるのでややこしい……。



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