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とても良い

ミミズは高タンパクらしいしなぁ。
当時はまだ女流の落語家(噺家)はいなかったと思う。
寄席に限らず、江戸期からこの頃にかけてのミナミの芝居小屋は朝から夕暮れまでずらりと演目が並び、下働きから看板役者まで大勢が芸能に関わっていた。夜は灯火代が高くつくので公演しない。が、都市の電化が進んで電灯が普及するようになると変わって行ったとか。
文狐師匠の高座の語り口は米朝師匠のそれを元にしてそうな感じだけど、イントネーションは微妙に大阪弁と違う箇所がある。けど、かなり上手い。
まめだ可愛いけど、危ういなぁ。
見台と小拍子、膝隠しなど丁寧に説明するの良き。
上方落語は町角の辻説法(辻噺)が起源とされていて、元々は屋外で大道芸的に行われていたので、一席打つにも台を用意して音を鳴らすといった、往来の人々を引き寄せる道具立てと演出が必要だった。その名残りで屋内でやるようになってからも、見台や小拍子などの小道具を使うし、お囃子や謡いなどのはめものが入る演目がある。寄席の料金は、江戸では最初から屋内だったため木戸銭として入場時の前払い、上方では辻説法の名残り(屋外では演目を観てから面白ければ金を払う投げ銭だった)から退場時の後払いになっていて、東西でスタイルが違う。なので、本作でも観客は入場時は下足札をもらう描写があるだけで料金を払っていない。ちな、上方落語ではオチのことをサゲと言う。
ラストに出て来たやくざ?が不穏。



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