すごい脚本と演出、演技。全ての熱量を爆発させた圧巻の最終話だった。
正直、途中の回はどうしても前作の新鮮さと比べてしまって、微妙と思うことも多かったんだけど、丁寧に織り込んできた「輝き」の純化がここへきて一気に開花したなぁと。
演出のためにリアリティを捨象してるのは賛否が分かれそうだけど、個人的にはこれだけ思い切りやられるとまあいいかと思ってしまう。そもそも、高校生があんな曲(音源)を作れるっていうファンタジー設定を前提として受け入れてるし…
それにしても、ラストの楽曲アレンジがすごい。王道を感じさせる曲調に加えて緻密に構成されたストリングスの旋律とドラマティックな進行に、数々のテーマ作編曲や劇判を手掛けてきたEFFY氏の真骨頂というか、アニソンの一つの極致を見た気がした。