ゴッド千手カノンきたー!!
モズグス様最高だったw
モズグスの死に際してファルネーゼの信仰は崩れ去ったかな。モズグスはある意味で信仰が純粋すぎて祈りの果てに死があるならば受け入れる覚悟があるのだろうけど、ファルネーゼにとっては信仰は死の恐怖の隠れ蓑でしかなく、活路を切り開くガッツの方に心が動き始めている。
そして、ガッツの現実主義がかっこいい。「神に会ったら言っとけ、ほっとけってな! 」
この回の群衆の有り様に、一神教が陥りがちな信仰と依存が結びついて起きる問題が容赦なく描かれていると思う。ただ、現実の西洋社会はこの問題を理性で解決する思想的な視点を中近世から近代を経て歴史的に獲得しているとは思う。ニーチェ然り、サルトル然り。