死柄木弔は悲劇的な紆余曲折を経て、純粋な嫌悪と破壊衝動の権化になったように思う。 オールフォーワンは、人の心を踏みにじりたいという害意と悪性の欲望の権化。死柄木はそういう悪感情すら超えて全ての破壊を指向する、ある意味で悪役(ヴィラン)の最終形態に進化したように思う。 しかし、究極の悪は真の善性よりも次元が低い。ゆえに、未来の最上の可能性において悪は絶対に善性の前に消滅する。その真の善性を魂の奥底に持っているのが緑谷出久なのだろうと思う。
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