王者を英雄が上回ることはままあるよね。英雄は非業の最後を遂げることも多いけれど。
王者オッタルとの戦いは、英雄の器たるベルくんにとってミノタウロスを初めて倒した時の記憶と重なる試練だった。Lv8に到達してるオッタルを倒すには、ステータス更新と春姫とヘディンのバフ、リューさんと女将さんのアシストが必要だったけど。
ここで、以前に習ったクセを囮にして食いつかせる戦法が決め手になるの熱い!
ブラフを使ったフェイクはボクシングなどでもかなりの高等テクニック。通常のフェイクは実際には打たないけど、ブラフを使う場合は相手に食いつかせる必要があるので致命打をもらうリスクがある。実際、虚勢を張ったブラフで誘い込んでそのままKOされるパターンは多い。つまり、ここぞと言うハマる局面でなければ成功しない。
最後は追いかけっこ。ラビットフットが脱兎の如く!
リリの呼び掛けで鍛治師がアシスト。
美と愛の女神が乙女心全開でベルくんに告白。
ベルくんは全力でフレイヤを振った。
恋は時にどうしようもなく残酷。振られた側は諦めなければならないけど、思いが消えるわけでもない。
ギリシャ神話には神が叶わぬ恋を力づくで何とかする話がわりとある。ゼウスはスパルタ王の妻レダに仮想し、白鳥に化けて湖で沐浴するレダに近づき交合、この結果生まれた子の一人、ヘレネはトロイア戦争の火種になった。やはり神々が人間に恋すると大事になるようで。ゼウスのは恋というよりは欲情かなと思うけど。
シルという仮染めの人格を持ったことで結局フレイヤは女神の役割や権威から解放される休憩所のようなものを持つに至ったってことかな。
このシリーズは終始、尊大な美と愛の女神フレイヤが少女のような純粋な恋に落ちたことの苦悩が軸になっていたように思う。フレイヤの切ない乙女心にもうきゅんきゅんしてですね、それが終始最高だった。
女神のガチ恋が引き起こした大騒動。
これも最高のダンまち、familiar myth.