大変なことになってきた…
芸は一級品でも身を御せない助六のような破天荒な芸人やアーティストは昔から少なからず居て、太く短い人生を全うするか、表舞台から姿を消すのがほとんどで、生き延びるにはビートたけしのバイク事故のような転機が必要なのかも。
身篭ったみよ吉と助六、本当に田舎に引っ込むのかな。時代的にまだ温泉街には芸者の働き口があるとしても、いろいろ厳しそう。でもこれは菊比古から助六を奪おうというみよ吉の復讐なのかも…恐ろしい。
菊比古と助六、お互いに自分に無いものを相手に見て羨んできたけれど、共に育ってきた縁の深さゆえのことだなと。本当に行き詰まった時に弱音を吐ける相手がいるってことでもある。