王賁の視野が覚醒した。
蒙恬も王賁も名門の御曹司で、順調に出世するからなぁ。とはいえ、実力がなければ活躍できないのが秦軍だし、彼らは史実においても武功を幾つも上げている。
対する李信も彼らと肩を並べてはいたが、史実的には終盤の失策の方が目立ってしまっている。その代わり、子々孫々まで一族が栄え、その血脈は800年後の唐の高祖(初代皇帝)・李淵まで繋がる。その意味で、戦国時代から秦代以降に掛けて最も強運だったのは李信かもしれない。
生殺しの飛信隊で一番キレてるのが信なのが草。
趙はかつて戦国四将に数えられる廉頗を放逐したことで、軍容の大局が揺らいだと思う。いかに李牧が有能であっても、天下の大勢は既に秦にあって変わらない。秦はこの先、勝ち切ることの難しさに直面するけども。趙の泣き所は廉頗の放逐と王の暗愚に尽きると思う。王は真に才ある忠義の将を信用せず、身の回りの姑息な者共の讒言を聞き入れる。