せっかく外へ出られる平民になったのに~という嘆きから
てっきり「戦い以外で経験値を得る話」へ一気に別方向へ振るのかと構えていたのに――
普通にギルド → 情報収集 → 外でレベリング。
安心の廃ゲーマールート。
これは裏切りではなく、信念の確認なのだと思う。
世界が変わっても、主人公の“プレイスタイル”は変わらない。
そこがブレないから安心できる。
そしてホーク。あれは良い。
言うことを聞かない=反抗的、ではなく、
自我があるから選択する。
「助けたい人がいたから教えた」
この一言は大きい。
召喚獣が“道具”ではなく、意思を持つパートナーになった瞬間だった。
しかもギルドでの軽い繋がりがきちんと回収される構造。
この作品は、
・無駄な伏線はあまり張らない
・張ったものはちゃんと回収する
・その代わり派手ではない
というタイプ。
だからこそ「丁寧に積む」。
さらに、魔獣召喚に同等ランクの魔石が必要という設定。
ここが最高にヘルゲーマー。
強くなりたい?
→ なら素材も同等に揃えてね。
簡単に“召喚ポン”しない。
効率厨に効率を強いる世界設計が、妙に気持ちいい。