●父子家庭と母の不在、その影響
•母がいない理由と、それが家族に与えた影響
•主人公が筆を折るきっかけ
ゆっくりと明かされていき引き込まれる
●時折挿入される娘(18歳)の視点パートに物語の揺らぎを感じる
●母の存在とタイムカプセル
•母からのタイムカプセルを誕生日ごとに開く
•そこには母が確かに生きていた証があり、未来の娘を思って選んだものが詰まっている
•時が止まっているようで、母の愛情は変わらずそこにある
•新たに見つかる続きのカプセルと同じ間取りの家
●家族の関係性と守護の存在
•父を気遣う幼い娘
•母が見守ってくれている
●作品の特徴
•感動するシーンが多い
•漫画業界ならではの「あるある」や、すれ違い・勘違いの面白さが程よく散りばめられている
•親バカ要素、事故、記憶喪失といった定番展開もあるが、「子供が健康に育ってくれればそれが親の一番の幸せ」という真理に着地している
●感想
•安心して楽しめる作品だった
•ただし、第1話の下ネタがやや強めで、一瞬諦めかけた