全体としてはよく整っている作品だと思う。
ただ、最後までどこか物足りなさが残った。
何が足りないのか自分でもはっきりしないまま見ていたけれど、
終盤の展開を見ていて、ようやく一つしっくりきた。
再会や謎の組織との対峙が、やや遅かったのかもしれない。
もう少し早い段階で物語の軸となる対立や目的が見えていれば、
全体の印象も変わっていた気がする。
フラグを立てまくったまま黒竜戦へ突入。
期待通りの展開になってきた。
弟子たちがピンチ――
ここでどう駆けつけるんだ、オルン!?
『魔術師クノンは見えている』のあとに見ると、
女性に対するスタンスの違いに少し驚く。(どちらも褒めている)
どちらの主人公も好ましいキャラクターだけれど、
ノアは本当に出来た子だと思う。
彼の立ち回りがあまりに見事で、
まるで視聴者の自分まで頭が良くなったような気分になる(笑)。
炎に色や香りをつけるという発想には驚いた。
そういえば水にも色々なことしていたね。
ただ、青い炎を見た瞬間、
妙に見慣れた感じがして少し現実に引き戻された(笑)。
そして――
ツルツルのネズミ。
もう少し何かなかったのかよ、クノン……。
(とはいえ効果は抜群だったようだが)
知力のくだりはゲーム脳が刺激されて面白かった。
共有はかなりのチートスキルなのでは。
新しいスキルはまず検証するところも、ゲーマーらしくて良い。