通学路での麗奈とのプールの話。
進路について考えながら、部活との両立を目指す子たち。
卒業した先輩が訪ねてきて、一緒に過ごす時間。
後輩からの棘も軽々とかわす先輩。
大学へ進んだお姉ちゃんとの会話。
それぞれの登場人物が、それぞれの場所で、それぞれの速度で成長していく姿が丁寧に描かれている。
こういう何気ない時間の積み重ねも、ユーフォの好きなところだなあ。
プールでの会話。
後輩「来年も北宇治居てほしいですぅ」
麗奈「留年する気はないけど」
真面目であればあるほど、返しが面白くなってしまう麗奈も好き。
部活や学校でしか会わないから、メガネをかけてなかったり、水着姿だったりすると、一瞬誰だかわからなかったりするよね。
そして始まる合宿。
そこにいたのは――
完全に死んだ魚の目をした麗奈だった。
人間関係のドロドロしたところばかりが目立つことも多いけど、やっぱり言葉ですべてを説明しないところが好き。
久々に見たけど、余白を塗り切らない安定のユーフォだわ。
「サファイア」
→「みどりです(訂正)」
みたいな可愛らしいやり取りを、ちょいちょい挟んでくるのも好き。
背景もいつも綺麗なんだよね。
構図も、ほんの一瞬のワンカットまでよく考えられているなあと感じさせる。
そして、1話の中で交わされる何気ない一言や、その人らしい特徴が、その場限りで終わらず、後から繰り返しその人物を立てていく材料になっている。
改めて見ると、本当に無駄なセリフがないなあと思った。
そういう細かなものを一つひとつ丁寧に積み重ねながら、大事に育ててきたアニメなんだな、というのが印象に残りました。