「勇者刑は何度でも生き返る(=死ぬことを許されない)」
そう言われても、ついRPGの感覚が顔を出してしまって、
「まあ教会で半分元気になって復活するやつでしょ」
なんて一瞬思ってしまう。
でも、この世界ではそれが
死刑よりも残酷な刑として扱われている。
終わりがない。
逃げ場もない。
苦しみから解放されることすら許されない。
そう考えると、
これは「罰」ではなく「生き続けることを強制される地獄」なんだよな。
結局、生き延びるためには――
強くなるしかない。
軽く見えそうな設定を、
ちゃんと重たいものとして描いているのは好印象だった。
このペースで大丈夫なんだろうか、という不安が少し出てきた。
まだ6話とはいえ、残り6話ほどでどこまで描くつもりなのかが気になる。
1人目の試練あたりまでで1クール、という構成なのかな。
それでもやや駆け足になりそうで、正直ちょっと心配だ。
原作未読なので、あくまで杞憂であってほしいところだけど。
焼き鳥……ドラゴン(スズメドリ)の活躍回。
「お前(リルイ)より役に立つな!」
この一言には、さすがに笑った。
マスコット枠かと思いきや、しっかり戦力として仕事してくるのが良い。
それと、ドラゴンのお腹にある“星”のような模様が気になる。
ただのデザインなのか、何か意味があるのか……
地味に引っかかるポイントだった。
そろそろタイトルに対して、はっきりと違和感を覚えてきた。
「気ままに暮らしたい」と聞くと、
ほんわかした日常の中でチート能力を活かしつつ、
周囲から「すごーい!」と持ち上げられるような展開を想像してしまう。
だが、現状はまったくそんな雰囲気ではない。
正直、全然気ままじゃない。
いったい、いつになったらタイトル通り、
気楽な気持ちで見られる展開になるんだろうか。
……どうするんだ、これ。
六話で判断しよう。
ケイトとコニーの出逢いは、母のクッキーから始まった。
(本当は母にも来てほしかったのだろうけれど。)
大切な友人だからこそ隠し事はしたくない。
けれど同時に、危険には巻き込みたくない。
その葛藤が伝わってきた。
スカーレットの機転は少し分かりづらかったけれど、
結果的にはグッジョブだったと思う。
ただ、並行していろいろな出来事が起きていて、
今回は少し情報過多気味に感じた。
まずは醤油の開け方よ。
「どこからでも開けられます」って、そういう次元じゃないだろ!って思わず笑った。
トバリちゃん、懐が広すぎる。
周りをよく見ていて気配りもできるし、他人の痛みもちゃんと想像できる側の子だよね。
上級クラスに居続けている理由はやっぱり気になるけど、
いつか自分の言葉で話してくれる日が来たらいいな、と思った。
つい二人のデートの話題に意識が向きがちだけれど、
やはりフリーレンがヒンメルたちとの旅を“今”に重ねて語る場面のセリフは、
どれも強く印象に残る。
危険な場所であっても、そこは誰かの故郷であるということ。
猫探しのエピソードも含めて、
フリーレンの視点があるからこそ、世界が一段深く見えてくる。
――さて、デートの話。
着飾ったフェルンの服装を、シュタルクは褒めなかった。
けれど、もしここで褒めていたらどうなっていただろう。
フェルンは
「その言葉も、フリーレン様に言われたことなのでは?」
と、疑いを持ったかもしれない。
だからこそ
「何だか、いつもと違うな」
と、思ったことをそのまま、真っ直ぐに口にしたのは、
とてもシュタルクらしくて良かったと思う。
デート中の話題は、結局フリーレンのことばかり。
不器用というか、無関心というか……
でも、この二人ならそうなるよね、という納得感がある。
距離が縮みすぎても、離れすぎてもいけない。
その不安定さが、なぜか安定している。
言葉にすると少し不思議だけれど、
この二人の関係は、きっとそういうものなのだと思う。
デートコースをフリーレンに相談していたことも、
シュタルクは素直にフェルンへ打ち明けた。
そして
「フェルンに喜んでほしかったから」
という、一番大事な気持ちも、ちゃんと伝えられていた。
何か欲しいものを探す楽しさよりも、
美味しいものを一緒に食べることよりも、
綺麗な景色を並んで見ることよりも――
きっと、あの言葉が一番嬉しかったのだと思う。
温泉と、二種類の三つ編みのくだりは、思わずクスっとしてしまった。
村の名前からしてもう狙いに行っててウケた。
クロールもバタフライも、ずっと水面上で前向いたままだったけど、
まあ面白いからいいや。笑
主人公のチートっぷりに対して、
ちゃんとツッコミや呆れが入るのも良いし、
配下へのツッコミまでこなすあたり、主人公の緩急がちょうどいい。
無双一辺倒にならず、
「自分でもおかしいと分かってる感じ」があるから、
見ていて素直に楽しめる回だった。
「悟がいなくなった途端に、急に強気だな」
なんてセリフが、夜蛾正道の口から出てくる意味。
それだけ、五条悟という存在が、
場の空気や力関係そのものを支配していたということなのだろう。
改めて、とんでもない存在だったんだな……。
瑠理香への勘違いの嫉妬は、
彼女の“彼女”を目の当たりにして、あっさり鎮火する鷹峰さん。
……と思いきや、
水風船はやり直すし、ペロ田くんにするし、
何度もやり直しするし(いったい何枚着替えたんだ?)
でも、履かせるためにわざわざ物陰へ移動するんだよな。
終いには自分で履いてしまっていた。
確実に、関係性は変化してきている。
仲が深まってきて、全体的にかなり睦まじい雰囲気。
家具(?)へのツッコミも良かったし、
鷹峰さんが揺れているのも素直に面白かった。
この先、
勝手に三角関係っぽい空気にいちいち反応していくのか、
それとも逆にマウントを取りに行くのか――。
どちらに転んでも、
それはそれで楽しめそうだ。