きゅうの温度差が、感情が欠けているのかな?と思うほど際立って見えた。
意図的に抑制されている演出にも感じられるし、まだキャラクターの芯が描写しきれていない段階なのかもしれない、とも思う。
その一方で主人公だけが大きく揺れ動くため、周囲が低温に見える分、その振れ幅がやや不自然に感じられる場面もあった。
特に気になったのは、主人公の性的ニュアンスを含む描写。
「洗濯=記憶と再生」という繊細なテーマを持つ物語だからこそ、そこに軽めの色気描写が重なると、一瞬だけ物語の重心がずれて見えてしまうのが惜しいと感じた。
謝罪の場面での過剰な胸元の描写も原作通りなのかは分からないが、個人的には少しノイズに思えてしまった。
今回は足湯。
舞台が熱海だから、ある温泉はひと通り入っていく流れなのだろうか。
蚊取り線香を焚きながら家の屋根に座り、ふと隣を見たときにいた、
ボロボロで自分にそっくりな女性。
あれは「2年より前の記憶をクリーニングしてしまった」と語っていた、
失われた過去の自分だったのだろうか。
はっきりとは描かれないままだからこそ、
あの一瞬の光景が妙に引っかかる。
「2年より前の記憶をクリーニングしてしまった。」
という本人のセリフ。
“消した”でも“なくした”でもなく、“クリーニング”。
ずいぶんとオブラートに包まれた表現で、
原因や経緯は依然として明かされないままだった。
軽い言葉に聞こえるのに、
内容は決して軽くない。
そのギャップが、かえって不穏さを強めているように感じる。
前回は銭湯、今回は宿の源泉掛け流し。更にまた銭湯。
もしかして毎回お風呂が入るタイプの作品なのだろうか、と少し思ってしまう。
物語の核心に迫る緊張感と、
どこかサービス的な描写が同居しているのも独特だ。
このバランスが今後どう作用するのか、気になるところ。
一方で、洋服に対する強い思いを語る場面もあった。
あの熱量を見ると、
そのあたりの記憶ははっきり残っているのだろうかと考えてしまう。
“失われたもの”と“残されたもの”。
その線引きにも、何か意味があるのかもしれない。
「洗濯だけは忘れなかった」というセリフが妙に引っかかる。
何かを失っているのに、生活の一部だけが残っているような違和感があって、
もしかして過去に何かあったのでは……と考えてしまった。
また、右手でメモを取りながら、受話器を右耳に当てている仕草も気になった。
細かい描写だけれど、意図があるようにも見える。
男子高校生への態度もどこか不自然で、
まだ明かされていない背景があるのではと想像してしまう。
いくつかの小さな違和感が散りばめられていて、
それが伏線なのか、単なる演出なのか。
答え合わせが楽しみな回だった。
いつまでたっても気ままに暮らせてないと思ったら
そうか、今頃気付いた。
「~は気ままに暮らす」「~のスローライフ」じゃなくて、「気ままに暮らしたい。(願望)」だったのか。
「~引退したい」の方だったか~。気持ち切り替えて続き見よ。
黒トカゲちゃん、可愛い。
毒ツボに顔突っ込んでおいしそうにパクパク食べてるのも可愛い。
味見したらひと舐めでぶっ倒れて毒耐性のレベル上がるの草。
リルイの新装備が登場し、
ダンジョン装備の仕組みがようやく見えてきた。
それだけでなく、
明らかに魔法の威力も上がっていて、
成長がきちんと描かれているのが嬉しい。
ハジメの「お母さんになろう」として(あっさり断られたけど)、
彼が幼い頃を過ごした場所へ足を運ぶリルイ。
そして、自分と同じ年頃のハジメがそこに居たと知り、
「その時に自分も居たかった」と
まっすぐに伝える姿。
あれは甘えでも独占欲でもなく、
ただ“同じ時間を共有したかった”という素直な願いだった。
今日の目的だった墓参り。
供えた品が秒でスラムの子供に持っていかれるのもこの世界らしいけど、
「オレもやった!」と無邪気に笑うハジメを見て、
ああ、この人はちゃんと前に進んでいるんだなと思えた。
設定も、関係性も、
どちらも自然に積み重なっていく回。
全部、良き。
オルンさん、
黒竜をソロ討伐して翌日が筋肉痛だけってどういうことだよ(笑)
本当に規格外。
一方で勇者パーティの二人は、
まだ現実を理解するには痛みが足りない感じ。
もう少し自分たちの立ち位置を直視してほしいところだね。
その中でルーナだけは、
ちゃんと状況を見ていたというか、
見る目があった。
勇者パーティに見切りをつけて、
夜天の銀兎に入れるといいなと思う。
誰がどこに立つのかが、
だんだんはっきりしてきた回だった。