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全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

なぜこの作品がブームになったのか?
それを知りたくて鑑賞しました。
見ている中で気づいたポイントは三つ。
まず一つ目は、作画がべらぼうにいいこと。一度も乱れることなく、二クール走りきりました。
さまざまな映像演出を使った表現も見事。
ポイント二は、その設定の切なさ。
鬼になった妹を救おうとする炭治郎。
しかし妹を治すためには、他の鬼を殺さないといけない。
他の鬼は殺すのに、妹の禰豆子だけは救おうとする。
この歪みを持った設定もこの作品の魅力でしよう。
しかしこれは少年漫画、歪みは解決しなくてはなりません。
そこで作者が打った手は、敵である鬼に炭治郎が救いを与えることでした。
炭治郎はただ鬼を殺す兵器ではなく、鬼の心を救う優しさがある。
このあたりの塩梅が非常に上手でした。
ポイント三つ目は、技が格好いいこと。
『水の呼吸! ○○の型!』なんて叫ぶシーンを見たら、小学生なら技を真似したくなること間違いなし。
大人の自分でも、ついふざけて『夜食の呼吸、カップラーメンの型! 暴飲暴食!』なんてくだらないことを叫びながら夜食のラーメンを食べてます。
果たして全国の小学生で全集中の呼吸をマネした子は、どれくらいいるのだろう。

以上三つのポイントから、この作品が流行した理由の一端を感じることができました。
次は映画らしいですが、人気はどこまで続くのか。
期待です。



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