・紬というけいおん部の中で特殊な立ち位置
紬って対になるキャラがいないんですよね。
唯には梓が、澪には律がいる中、わりとふわふわした存在です。
そんな紬を、積極性の塊である律がエスコートし、魅力を引き出す。
実に上手い造りの回でした。
・ショートケーキのイチゴからここまで物語を作れる凄さ!
たったそれだけのことなのに、最初ギャグとして見せながら(唯役の声優さんが実にいい演技で笑わせてくれます)、それを伏線としてラストにつなげる手際のよさ!
けいおんのシナリオ陣がいかに物語作りが上手いか、よくわかる怪盗です。
・律の良さがやっと評価される!
律って空気が読めて(わざと読まないシーンも含めて)けいおん部のまとめ役って感じで、すごいいい子なんですよね。
でも表向きの評価は道化のような扱いを受けてしまっている面もあります。
そこを今回、紬が全面的に評価してくれたのが嬉しかったですし、オチには笑いました。