・吉田玲子が手がけた作品の中でも高評価な作品
メダロットと若おかみのあまりのおもしろさに、吉田玲子女史の作品を追いかけることを決意して早数ヶ月。
やはりこの作品は外せないだろうと、視聴を開始しました。
・戦場で道具として生きてきた少女ヴァイオレット、愛してるの意味を知るため、代筆の仕事へ
戦場で『道具』『犬』としてあつかわれたヴァイオレット。
戦争しか知らないヴァイオレットが選んだ新たな道は、愛の意味を知ることでした。
この一話だけで涙腺が刺激され、特にヴァイオレットとあの人の最期には思わず涙。
ヴァイオレットがどのような手紙を書いていくのか、非常に気になりますね。
・ヴァイオレットとともに『愛』の意味を知っていく吉田玲子女史、そして視聴者
今まで見た吉田玲子女史の作品は、どれもエンタメを強く意識したものでした。
初期のメダロットでは多数のおもしろ脚本を執筆し、そのエンタメ力はけいおんやガルパンあたりで結実。
そこから脚本家として更にどう成長するのかと思ったら、まさかこういったメッセージ色の強い作品を描くようになるとは。
これから始まるヴァイオレットの『愛』を知る物語。
それを描きながら、吉田玲子女史もまた『愛』について真正面からぶつかり、エンタメ脚本家として殻を破っていくのかと思うと、ワクワクします。
同時に視聴者側も作品自体と作り手側、その両方を見守りながら『愛』について考えていく。
そんな構図になったらいいなぁ、と思いました。