・現実感のない病院の背景→シンジが死後の世界にいるというミスリード?
もしくはシンジから見た現状があまりに非日常過ぎて、現実なのに現実感がないことを背景として表現しているのかもしれませんね。
どちらにせよこういう背景で語る演出って好きです。
・世界から心を閉ざしまくるシンジ→そして父も
ゲンドウと対面すれば目をそらし、ひとりになるとイヤホンをつけて外の世界を遮断する。
徹底的にシンジは心を閉ざしていますね。
そしてシンジが目をそらした瞬間、ゲンドウの乗ったエレベーターのとびらが閉まる→心を閉ざしたという演出が効いてます。
やっぱりこの二人は似た者親子だなぁ。
・まさにビーストという名にふさわしい姿→暴走というエヴァの発明
『暴走』なんて言葉、エヴァ以外ではあまり聞かなかったですよね、昔は。
ほかにも元ネタはあるのかもしれませんが、このエヴァが描いた初号機の暴走は発明だったと思いますし、その後のエンタメ分野に大きな影響を残していますよね。
やはり暴走はロマンのひとつ、純粋にかっこいいです。