・子ども相手でも容赦ない人、ミサト
ミサトって気のいいお姉さんなイメージがありましたけど、意外と辛辣ですよね。
まだ子どもであるシンジ相手でも、大人と変わらない厳しさを見せることがある。
それについての良し悪しは、さらに物語が進んでから語ることになりそうです。
・綾波に嫉妬するシンジ→でも見ているのは綾波のほうではなく、ゲンドウ
シンジが見ているのはあくまでゲンドウのほうであり、これは親子の問題なんですよね。
たしかにレイというふしぎな少女に興味を持っているけれど、それもキッカケは『ゲンドウが関わった少女だから』ですし。
この作品って思っていた以上に父と息子の物語ですね。
・綾波は無感情なキャラじゃない→ゲンドウに淡い想いを寄せる思春期の少女
綾波=無感情キャラとして知られていますが、実際に見てみるとそんなこと全然ないですね。
自分のことを決死の覚悟で救ってくれたゲンドウに、淡い想いを寄せていますし。
わざわざゲンドウの壊れたメガネを宝物にするような、ちょっとした女々しさもある。
さらにゲンドウのことを侮辱されたら、怒りをあらわにして相手の頬を叩くような一面も。
リツコが評した『生きるのが不器用な少女』という言葉がピッタリ似合います。