老夫婦が金のリンゴを食べて若返るトンデモ設定から始まる物語で出オチなんでは?と思ったけどじいさんとばあさまはもちろん、彼らの息子や孫達が織りなすギャグメインのほっこりとした所やシリアスな過去話もあり終始飽きさせない作りだったなと感じた。最終回に将太と実乃の前に再び現れた金のリンゴはじいさんとばあさまの思いが再び実ったものだと考えるとまたエモい、彼らもまた若返るのだろうか
長年連れ添った老夫婦の生き方を面白おかしく、そして真摯に描いてくれた本作品。老いというものにはいつかは直面する、その時に自分が何をするかという点についても考えさせられた。若い世代だけでなく、本作のじいさんとばあさまくらいの世代の人達にも観てほしい作品だと思っている