2人の高校生が親の再婚で義理の兄妹になるというよくあるシチュの作風かなと思ったけど、全体的にな雰囲気としてはかなり静かな感じで言うならば実写のドラマともいうような感じの作品だった
心理描写が非常に丁寧に描かれていて、主人公の悠太とヒロインの咲季が高校生とは思えない落ち着きぶりで年齢以上に大人びている2人のやり取りがよかった。義理の兄妹というものの絶妙な距離感ともいうべきか。咲季は大人びていていても嫉妬の念というものを感じたり、人間味のある所も可愛いなと思った
家族になるまでの物語、その言葉のごとく2人が自分の胸の内を明かした所で終わったけどここからの兄妹がどこへ向かっていくのだろうか。彼らの義兄妹としての生活はまだまだ始まったばかりなのであると