漫画好きな少女の安海相とその仲間達、そして彼女達の学校の先生である手島先生たちが繰り広げる漫画を題材にした作品。テンポがよく進み、成長物語として分かりやすい構成だなと思った。手島先生の過去のシーンも多く描写されていて、彼女も本作のもう1人の主人公である言っても過言ではない。プロとしてやっていくのは簡単な事ではなく好きな物を描けるとは限らない、そんな大変な世界であるというのがひしひしと伝わって来る描写だった。最初のファンレターから始まった手島先生と相の師弟関係というものも良くて、いつもはお堅い感じで表に出さずとも相の事を気遣ってちゃんと応援してくれている。手島先生みたいな人に会えた相もよかったなと
作中で出版社繋がりとして小学館の色んな作品が登場していたのも印象的で、作中劇として登場した相のバイブルであるロボ太とポコ太も恐らくドラえもんをモチーフにした作品なんだろうなと思った。相の漫画が好きで真っ直ぐな所というものは、作者のとよ田みのる先生の若かりし日々を重ねたものなのかなとも解釈してる
夏アニメの新作の中でも特に好きな一作だったなと思う、続編の制作が決まったのも嬉しかった。この作品の登場人物たちのように好きなものに対する情熱というものは持ち続けたいと改めて感じさせられたという他ない、好きな事をやって生きろ!まさにそう