観る前にどういうテーマを扱った作品か知ってしまって、多少迷ったけど特典も欲しいし観に行ってしまった。
大絶賛している人は当時のニュースをほとんど見ていない人・他人事だったんだろうなと岩手出身の自分は思う。
これで制作陣が “よくやった!よくぞ描いてくれた!心が軽くなった!”と 当事者の何割かが感じると思っているなら ( 別に思ってない? ) 少しズレている気がする。
少なくとも最終的な場所が何処 ( の県 ) か特定できないような描き方にするか ( 沿岸沿いでも色々あるので、岩手か宮城かとかあるので ) 、年月と日付まで描かないで欲しかった感がある。( そうだったらストーリー評価を普通→良いくらいにできる ) ( もしくは前情報や予告の段階から堂々と言い切るか )
○が建物に乗っている描写 ( これが本当にキツい ) ( +地図や東京から何時間かの発言etc. ) を見聞きしたら、当時のニュースを真剣に見た人や成人以上の岩手県民は町が特定できるレベルで分かる・当時の光景を思い出すと思う。
はあ、覚悟はしていたけどちょっと厳しい。
すずめちゃんはかわいいし、そうたさんもかわいいし、チャラ男風の友人もとても良いけど (それぞれ中の人の演技も良し) 。
この作品の絵柄の年賀状が出てるのだけど、岩手宮城在住者・出身者に送っちゃ駄目ですよ…。