評価:A
ラノベの鉄板ネタ・義妹モノを、実際現実だとこんなもんだよねと、三次元的な描き方に挑戦している意欲作。
親同士の再婚を期に突然同じ家に暮らすことになった2人の、絶妙な気まずさ含む距離感や気遣いが画の中で表現されている。2人が本当の家族になるまで「すり合わせ」を丁寧に丁寧に行っているところが印象的。
好きを自覚する瞬間が、何気ない日常シーンの中だったのが良かった。
作者の長文解説を片手に毎週楽しく拝見しました。
アニメが飽和しどんどん消費される時代に、こうした製作陣のこだわりを随所に感じられる作品は貴重だと思った。