評価:S
TVアニメ12話以降の原作4巻にあたる部分を劇場にて先行上映。
百合アニメがシネマになる時代に生まれて良かった…。
公開初日、満員の劇場で映画を観たのも初めての経験で感動した。
れな子は真唯と紫陽花さん、どちらの女の子と付き合うのか?(強欲)
陰キャでダメダメなれな子が他人を好きになる前に、自分を好きになるためにひょんなことからコスプレに挑戦します。なんで?
TVアニメでは触れられなかった小柳香穂ちゃんとのエピソードがメイン。明るく天真爛漫でまさしく陽キャな香穂ちゃんが実は……、と本当の彼女の姿を深掘りする内容で、れな子はコスプレしたりASMRしたりラブホで一緒にお風呂に入ったりします(色欲)
小柳香穂ちゃん、本作で一番の萌えと確信。是非とも一緒に今期アニメの話をしたいね。なりたい自分になろうとする香穂ちゃんの頑張る姿に勇気をもらえた気がする。
今回のお話の自己肯定感、高めていこうぜ!ってテーマは最近のアニメの潮流らしくて個人的にはとても好み。ジメジメウダウダしてキノコが生えてるれな子だって、自分を好きになることができるんです。催眠音声でね!
情けないれな子の決断を待つ真唯と紫陽花さんが優しくもあり儚くてね…。王塚真唯派の僕にとっては胸が引き裂かれる思いで応援してました。まいあじで結婚すればいいと思う。
物語のラストでコスプレ会場に仲良し5人組(クインテットって何?)が集結してイチャイチャするんだけど、ここの琴紗月がまぁ〜〜〜〜〜萌えなんだなこれが。紗月さんは今回出番は少ないかもだけど各キャラに対して核心めいた発言をするので印象深い活躍が目立ってましたね。やっぱりこのオンナ好きだな〜〜〜ってなりました。失礼、ムーンさんですね。
個人的にはれな子の決断には結構衝撃を受けたんだけど、流石にゴミって感じで。結局真唯と紫陽花さんの優しさに甘えてね?って。映画終了後すぐはまぁまぁ腹が立ってた。
ただ今この感想書いてる段階ではこの作品の主人公たる彼女らしい決断だったのかなと腑に落ちてるし、いいぞもっとやれとなってる。決断は二者択一じゃなくていいし、全てを手に入れ全てを幸せにする覚悟をもったれな子を応援するよ。
4巻まででこの作品の一纏りだと思ってるので、なんとかここまでどうにかして映像化にこぎつけた製作陣に心から感謝したい。百合作品は総じて続編が生えてこない現状、たくさんの大人たちが尽力したんだろうなと。原作サイド、製作サイド、そしてわたなれファン全員がハッピーになる作品に仕上がってる、愛を感じる傑作です。
評価:S
失敗しても後悔しても諦めず何度でも立ち上がり乗り越えるフランシュシュのメンバーたち。
まさに2期のタイトルにもある「リベンジ」がこの作品にふさわしいテーマだと思った。
個人的に単話の質は1期よりもさらに洗練されていると感じた。というか、1期のリフレイン的な要素が多いか…。
色んな事件を乗り越えた先にあるラストライブは本当にお見事だった。
泥臭くて喧しくも、熱い温かい想いのこもった魂の歌が心に響く。
評価:S
突如宇宙人が襲来した佐賀の地を守るためフランシュシュが立ち上がる、という劇場版らしい壮大なストーリーと終盤の圧巻なライブシーンが見応えたっぷりの最高の映画体験をどうもありがとう。
1期2期の小ネタも満載で大満足だった。
評価:S
人の力になることが大好きな主人公・鳩谷こはねがある日チアリーディングに魅了され、高校入学を機に部活動(同好会)を結成し仲間とともに色んな人たちにエールを与えていく青春ストーリー。
チア経験者の有馬ひづめとの邂逅が描かれる1話の出来が本当に素晴らしく、そのストイックさ故に特別視され孤立していたひづめに対し、「わたしも特別な存在になるよ!」と宣言するシーンに心打たれた。
全体を通じて、人に寄り添い、元気を与える、自分も元気になる…というチアの精神が丁寧に描写されていた。
この作品は「ひとりでは出来ないこともみんなとなら出来る」「応援することも、されることも人の力になる」といった応援という行為の本質が5人の少女たちの経験と成長を通じて描かれてたように思える。
……とここまで長々と綴ったけどなんやかんや一番良かったのはチア部のキャラ同士の関係性で〜〜〜ガチレズしかいなくて〜〜〜最高でして〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
評価:A
2025年に「世界の中心はここね!」の台詞とともに恋するみたいなキャラメリゼが聞けるなんて思いも寄らない体験だった。
あのレトロクローバーコーデを集めるために筐体と向き合った日々を思い出して泣いてしまった。
評価:A
赤毛のアン再構築。もとのお話を圧縮しているので異常なテンポ感で進んでいったけどそこまで気にならなかった。
火属性のヤバい女ことアン・シャーリーの幼少期〜大学編までを描いていて、天涯孤独で妄想癖持ち、赤毛がコンプレックスのアンが様々な経験や多くの出会いを経て一人前のレディへと成長していく。
アンって俺たちそのもので、いつまでも運命の出会いを信じてるし、周りの環境の変化に戸惑いまくりだし…まぁ、俺たちにギルバートはいないんですけどね。
評価:S
ここ数年で一番良かった、毎週月曜25時に正座してオンエアを楽しみに待つなんてなかなかないし、キスシーンでは本当に心の底からドキドキしてしまいました。
それでも、やっぱり俺はまいれな、かな〜〜〜!!!
評価:A
ボウリング✕女子高生……そして、戦国時代!?
いい意味でも悪い意味でも今期イチの話題作だった。
ボウリングで野武士や野犬を撃退したり、めちゃくちゃもやってた気がしたが、中盤のいわゆる担当回から良くなってきた。
ボウリングには2投目がある!
評価:S
声優さんたちによる音楽プロジェクト発のアカペラを題材としたアニメ。CMで彼女たちのガーネットが延々と流れている時期があったので存在は認知していた。
奇人主人公・ウタが憧れの軽音部の入部届をビリビリにし地味でマイナーなアカペラ部に入ることになる衝撃的な1話に面食らったが、終わってみればとても丁寧な関係性の積み重ねのアニメだったな〜。
生まれも育ちも好きなことも考え方もそれぞれ違う5人が集まってハーモニーを奏でる、その難しさや楽しさに青春が詰まっていて非常に良かった。変わっていく、移り行く寂しさをプラスに受け止めて成長していく彼女たちの姿には感動させられた。
個人的にスゴみを感じたのは、劇伴をかなり減らしてアカペラ部の会話劇に視聴者を惹き込ませていたこと。アカペラパートは言わずもがなヘンテコ会話パートがこの作品の魅力だったように思える。
最終話でOPの思い出話が流れるのが本当にニクい…泣いちゃうよこんなの。
評価:S
どの要素に注目しても他の追随を許さない圧倒的な完成度の作品だった。
鉱石採取という非常にニッチな分野をアニメーションの表現技巧や演出に巧みに落とし込むことで、楽しく萌え萌えしく石のことが学べて良かった。
奇跡的にDr.STONEと同クールに放送していたのもお互いにシナジー効果があり、クールアニメの楽しさを実感した。
評価:A
リリー・ベイカーたむ、貴女は本当に萌えすぎる。
ゲーセンあるあるに傾倒せず、タイトルの異文化交流にもそれなりの比重が置かれていたのが好印象。
クラスの真面目な委員長ちゃん(CV石原夏織さん)がゲーセンに初めて行く回が本当に好き。
男子大学生と女子中学生のラブコメディということもあり、レンジは世間から厳しい視線を向けられていたが紳士的な対応をしてくれたと思う。
本当に個人的で申し訳ないけど、きんいろモザイクでアリス・カータレットを演じた田中真奈美さんがママン・ベイカーの役を演じているのが感慨深かった。
評価:S
演劇・武術・将棋と各分野で秀でた才能を持つ天才三姉妹と、大女優の子どもにも関わらず才能なき普通の男の子が、とあるきっかけで共同生活を送ることになり、やがて家族としての絆を深めていくラブコメディ。
キャラデザのとっつきにくさと三姉妹の口の悪さがかなり受け入れにくい感じだったけど、タイトル通りのチョロさが全面に出ていて、デフォルメ演出なども多用されていたこともあってか話が進むにつれどんどん彼女たちに惹かれていった。
凡人の主人公・ユウの真っ直ぐな気持ちに心動かされ、天才たちが壁を乗り越えていくのだけれど、どのエピソードもとても良かった。個人的には、長女・カズキの失敗してしまう恐怖を拭い去るお話がグッときた。
余談ですが、三女・ミワのエピソードで急に萌えアニメ女性が出てきてびっくりしました。
初回の期待値からは想像もできない最終回の満足感だった。
評価:A
無詠唱魔法の唯一の使い手である沈黙の魔女・萌ニカたむが第二王子護衛任務のため学園に潜入し、任務の傍ら自らも学友と交わり成長していくストーリー。
臆病な女の子が勇気を踏み出すアニメが大好物で…。
あらゆる要素がハイクオリティな作品だった。
評価:A
画面は本当にチープだし話もいつもの追放系ストーリーラインなんだけど、とにかくSランクパーティー一行の善性が身に沁みる作品だった。