「そうだ、キルヒアイス。お前は誓いを守った。だから、俺もお前に対する誓いを守る。どんな事をしてでも宇宙を手に入れる。そして姉上を迎えに行く。だが、俺は寒いのだ、キルヒアイス。お前と姉上がいない宇宙は温かい光が欠けている。12年前のあの頃に戻れたら… そしてもう一度やり直せたら… 俺にとって世界はもっと明るく温かいものであり得るだろうか。キルヒアイス。」
「ローエングラム公は死者にしか心をお開きにならないというの。それではあまりに寂しい… 何のために旧帝国を滅ぼし、宇宙を支配しようとしているの。いけない、このままでは、いけない。」